今日のコーチ

第1回

2008.09.14 | 19:03

山下 勉 さん
キリンビール株式会社
営業部営業企画担当
教育研修担当
PHP認定上級ビジネスコーチ
米国NLP協会認定NLPマスタープラクティショナー
メールマガジン
「100万人のビジネス・コーチング」
第2号掲載

コーチング界の真の実力者の登場で初回を飾りたいと思い、この方にインタビューしてまいりました。
私(城田)はPHPのビジネスコーチ養成講座の修了生で、山下さんは私の先輩にあたります。PHPの修了生で彼を知らない人は、まずいないのではないでしょうか。これを読んで「あ!山下さんだ」と今思っている方も多いでしょう。コーチの仲間の中でも山下さんは常にリーダー的存在です。
忙しいスケジュールの中、コーチングの勉強会にもよく参加されています。勉強会では仲間同士で組んでコーチング・セッションの練習をするのですが、山下さんとお願いしたい、という人が毎回殺到する人気ぶりです。
真のリーダーシップをコミュニケーションにのせて、多くの人を支援している山下勉さん。私が尊敬しているコーチのひとりです。
山下さんの持ち前のユーモアとパッションがあちこちにちりばめられたダイアログをご堪能下さい。

山下さんの一言

『コーチとして生きている』ことが、とても大事です

聞き手: 城田(fRee sTyle)

(以下会話中、敬称を省略します)

城田
具体的にはいつ、どんな状況で、誰に対してコーチング的なコミュニケーションをしているんですか?
山下
一番多いのは仕事の相談に来た人に、ですね。
城田
それは部下の方?
山下
そうです。あとは、飲み会のときなんかも(笑)
城田
飲み会ですか?(笑)
山下
そうそう。ものごとをポジティブにとらえるというコミュニケーションがベースになっている、という点で、コーチングっぽくなっていると言えるかもしれません。昼ごはんを食べに行く時ときとかもそうです。と言っても特にコーチングをして会話しているということではないんですが。コミュニケーションそのものが肯定的になっているということでしょうね。
今こうして考えてみると、ほとんど私の会話って否定がないと思うんですよ。物事を肯定的にとらえて肯定的に表現するということなんでしょうね。家でもすごいポジティブだって言われますね。」
城田
いいですね。
コーチングを始める前と後とでどんなことが変化しました?
山下
コミュニケーションそのものが激変しましたね。
城田
激変・・・ですか。
山下
変わったことはたくさんあるんですけど、ひとつは、共に勝つという人生を生きるということがわかった、ということが一番大きいかな。それまでは勝ち負けだったんですよね。
要するに、自分が勝つということは誰かが負けてて、誰かがうまくいっているっていうことは自分が負けているっていう感じがしていたんですよ。それが、相手が勝利することを通して自分も勝てるんだとか、自分が勝利することを通して相手にも勝利を与えられるっていうことがわかってきましたね。全員が勝つという状況を本当に作れるんだっていうことが。
例えば会社でも、自分のメンバーを勝利に導けば自分が勝利するわけじゃないですか。だけど昔は自分の仲間がいい成績を出すと、なんだか自分が負けてる気がしていたんですよね。ライバルだったわけ。後輩でも成績がいいとすごいライバル心があったりするわけですよね。僕の中に。。。
でも今はその人が伸びていく、力を発揮すれば最終的には自分に返ってくるっていうことがよくわかりましたね。だから、相手を勝たせるっていうことはとても重要だと思うんですよ。だからコーチングの研修とかもやるようになったと思うんですよ。
城田
というと?
山下
それまでだったら、『コーチングっていうのは自分だけが学習したことだから、そう簡単に人に教えるかよ、俺が勝つためのテクニックなんだから。これを人に教えたらこいつらも使っちゃうから絶対教えない』っていうような(笑)
城田
え~!?(笑)
山下
そんな人間だったんですよ(笑)。いや、そう言う側面もあったってことね。
でも、今はコーチングを自分が社内の人よりもたまたま先に学習して、少し知識も増えて、それを自分が情報提供することで、自分のまわりの人もみんなコーチングを使えるようになったら、会社もものすごく業績があがるんじゃないかなって思うんですよ。あるいはそこにいる人たちが生き生き働くんじゃないか、または主体性をもって働けるんじゃないかって。
だから情報っていうのはどんどん提供していくほうがいいなって思う。自分がめざしたいのが、そういう人や組織を作っていくっていうことだから、それにつながっていくっていう点では自分も勝利じゃない? 
そういうことができるようになりましたね。
城田
大きな変化ですね。
山下
それは多分自分の内側の豊かさをちゃんと自分で受け取れるようになったからだと思います。自分には価値があるっていうことが少しずつわかってきたってことかな。
それまでは自分の内側の会話がね、自分に対する命令だったり、叱咤激励だったりね。『まだこれしかできていない』『こんなんじゃだめだ』 『もっとやれ』とかね。内側の会話をそうすることで奮起していたっていうか。。。
それが、これしかできてないっていう会話から『ここまでは出来ているよね』っていう会話になりましたね。そうしたら『もうちょっとそこを延ばしていけばいいじゃん』とか『一年前よりは、これ、うまくなっているよね』っていう、会話が自分の中でできるようになりましたね。
城田
山下さん自身が本当にすごく変わったんですね。
山下
すごく変わりましたね。非常に変わりました。
城田
それでは今度は山下さんがコーチングを通じて他の人に変化を起こしたようなことを教えてもらえますか?
山下
う~ん。。。
特にこれっていうのはないんですよ。常に機能しているなっていう感じですね。
たとえばコーチングをした後、相手には何かしらの行動変容があって、その人は一歩も二歩も目標に近づくわけですよ。あとは通常のコミュニケーションの中で、すごいネガティブだった人がね、急に視点が変わって急に表情や声のトーンが変わって明るくなって前向きになるっていう瞬間がある。きっと、常にコーチングが機能するように、コミュニケーションをしているんだろうなって思います。
長いレンジで考えると、過去でも現在でも自分のメンバーがどんどん変わっていくっていうのを見るのは嬉しいですよね。もちろん僕一人の力じゃないと思いますけど。例えば一年半前には僕に答を求めにきていた人が今は自分の意見を僕に言うとかね。
城田
すごい変化ですね。
山下
あるいは自分で決めるっていう能力を今まで封印していた人たちが、自分で決めるという能力を発揮するようになったとかね。
つまり主体性が出てきたってことなんだろうね。
そういうのは長い期間を通じてやり続けることで変化をつくっている、変化やサポートができているなって思います。『これが!』っていう大きいインパクトのものはないんですけど。
城田
結構さりげないものなのかもしれませんね。
山下
時間をかけて気が付いたらすごい変わっていたということはありますね。
城田
そういう変化を引き起こすコミュニケーションをする上で、山下さんが意識して行っていることって何ですか?
山下
これはね・・・われわれのトレーナーでもある田近さん(注:PHPビジネスコーチ養成講座の担当トレーナー)に、自分がコーチングを学習しているときに教えてもらったことがあるんです。『コーチングは、意図とスキルとダンスだ』と。それをすごく無意識領域の中で意識しているというか。。。
振り返ってみると普段気をつけているのは、『意図とスキルとダンス』かなって思うんですね。
意図というのはコンテキスト、要するにクライアントが作りだしたい成果に明確なコンテキストを作って、そのコンテキストに沿って論理レベルをコントロールしていく、そういうことだと思うんですね。スキルっていうのは成果に導くために自分が学習したいろいろなスキルの中の何を出すのかを瞬時に判断して使う、ダンスというのは相手とペーシングをするっていうことだと思います。
ペーシングにはすごく気をつけますね。それはとても意識しています。ふるまいとか、あと呼吸はよく見ますね。
城田
意図とスキルとダンスね。確かにそれがすべてかもしれませんね。
山下
田近さんから教えてもらった中で、印象に残った多くのことのうちのひとつですね。
城田
コーチ、あるいはコーチングを使うリーダーに求められるスキルや能力で重要だなって思うものはなんだと思いますか?
山下
僕がもっとも重要だと思うのは、その人のコーチとしての在り方だと思うんですね。コーチとして生きているっていうことがとても大事なんじゃないかなと思いますね。生き方そのものにそれが表れていると思う。
例えば、『今はコーチです』『今、コーチングやってます』とか『今はちがいます』みたいなものではないと思いますね。もちろんそういう選択もあるんだけど、僕の場合はコーチングっていうのは自分にとってインパクトが大きかったし、それによって自分のコミュニケーションを自分が望んでいる方向に変えられたということがあるので・・・やっぱりコーチとして生きるっていうことですね。
それが最初の「常にコーチング」っていうことにつながっていくんだけど。常にそういう生き方をする、そういうあり方をして、そういう生きかたを選択して、だからやり方もコーチング的なやり方をするっていうのかな、そういうコミュニケーションを常にするっていうことですね。あり方って一番大事なんじゃないかと思う。
城田
山下さんがコーチングを通じて社会で実現したいことって何でしょうか? 大きいチャンクでも小さいチャンクでも。
山下
一番チャンクが大きいのは・・・ビジョンに生きるリーダーを世界中に生み出すことですね。その人たちが地球に虹を架けるがごとく、やりとりをするっていうのが僕のビジョン。だから僕のビジョンの映像っていうのは七色の地球なんですよ。日々流されて生きるのではなく自分のミッションにスタンドして歩き続けるんです。
自らのミッションにスタンドしてビジョンに生きるリーダー、その人たちが世界中にあたかも地球に虹を架けるがごとく、つながっていく、でそのことによってすべての成果を達成する、っていうそんな感じ。
城田
リーダーたちがみんな虹をかけているんですね。
山下
そう。手に手をとり合って。虹を架けるがごとく。そういう世の中を作れればいいなと思っていて。
で、会社の中ではその第一歩というかね、キリンの中にそういうリーダーを作りたいと思うんですよ。自分のミッションにスタンドして、ビジョンに生きていくリーダーをたくさん作りたい。そのためにはそういう人たちを養成する学校みたいなのをね、作りたい。自分の中では『キリン・ヒューマン・スキル・アカデミー』って言ってるんですよ。
城田
(大笑い)
山下
別に僕が作っても、僕じゃない人が作ってもいいんですよ。
城田
あ、そうなんですね。
山下
会社の中にそういうリーダーを生み出す機関というのがあって、そこで、自分が研修を企画したり運営したり、講師をしたり・・・そういうのができたらいちばん幸せだなぁって思いますね。
でそれは社内だけでなく、社外の人にも開かれている。人のコミュニケーションをあげていく学校をつくる、それがキリンの中でできたら最高ですね。
目指しているんです。みんなに言ってます(笑)。
城田
今後、コーチングをクライアントとして受けたい、という人に何か伝えるとしたら?」
山下
受けたいなと思ったときが一番旬なときですから、迷わずアクセルを踏んで、コーチングを受けて下さい。体験するっていうことが一番の学びになりますから、受けてみるっていうのが一番いいと思いますね。で、そのときに、僕の体験から言うと、目標達成も問題解決もそれは自分自身がやるんだっていう意識でコーチングを受けると、より効果があがると思います。
コーチが目標を達成したり、問題を解決してくれるのではなく、自分がそれをやるという責任を引き受けて、コーチングを受ける。それはコーチングを受ける人にその力があるから、その力をコーチは引き出す、そういう支援をコーチは全力でするわけですから、自分が主体者になって目標達成、問題解決をする、そういう意欲があればたちまち変化が起きる。待っていては変化は起きないですから。
コーチにしてもらうんではなく、コーチを活用するっていう意識があるといいですね。
城田
ではコーチングを学びたい、と言う人にはどんなメッセージがありますか?
山下
是非仲間としてともに学びましょう。それが最初の思いですね。
そしてコーチングがうまくいく方法ですが、私ももちろんまだ5年しかやっていないんですが、その中の体験では、学び続けることがうまくいく方法だということです。多くの人がよく「半年学びました」とか、「学んで終わり」。じゃあなくて、学習の機会を作り続けていく、あるいはそういうところに参加し続ける、そのことが学びを深める。同じ講座を何回も受けるっていうのもひとつです。
僕はPHPのコーチ養成講座の第4期に参加してその後11期まで出たんですよ。8回、行っているんですよね。同じ内容を何回も聞いたりするんですが、毎回学びが深まる。あとはPHPの養成講座に再受講生として行けば、自分が先輩として貢献できるという実感もあるし、いい意味で緊張感も続きます。そして自信も持てるし、もっと学ぶっていう意欲も出てきますよね。やっぱり継続するっていうことが大事だと思います。
城田
PHPのビジネスコーチ養成講座では、修了後に次の期に再受講する人が結構いますね。
山下
僕の学習のやり方っていうのは、同じ講座に何回もいく、昔からこれが私のパターンなんだと思うんですよ。いろんな講座をたくさん受けるっていうやり方ももちろんあるし、それはとても有効だと思うんですが、僕は、例えば勉強するにも一冊の問題集を三回やるとか、そういう学習のしかたを親から仕込まれた(笑)。
もちろんPHPの養成講座に行って、これは何回も受けた方が絶対得だって思ったし、田近さんという素晴らしい方と出会って、この人と一回じゃもったいない、って思って何回も行った。やっぱり同じ講座に何回も行くっていうのはより理解を深めるポイントになるのかなって気がしますね。
思えばPHPのビジネスコーチ養成講座は自分の原点なんですよね。講座を受けている時に、ここは自分の変化の原点だから、必ずここにずっと戻ってこよう、この学習はずっと繰り返していこうって、講座の途中で決めたんですよね。
だから11期まで行けたんだと思います。
城田
継続することが大事なんですね。
山下
あとは楽しむことだと思います。
あまり試験みたいにね、『できる、できない』とかじゃなくて、『必ずうまくなるんだ』と。間違いなく学習すればうまくなるんですから、楽しむといいと思いますね。できないことができるようになるんだから。
城田
コーチングを学びたいと思っているんだけど、なんだか一歩踏み出せない人って結構いますよね。
そういう人はどうしたらいいんでしょうね。
山下
私のコーチングを受けると一番いいかも(笑) 
そういう人は、本当に手に入れたいものと向き合う、そういう勇気を発揮する、あるいはそういう力を発揮するといいと思います。
なんでコーチングを学びたいのかって言うと、それはもっとコミュニケーションがうまくなりたいとか、あるいは社内でもっと成果を作りたいとか、そういう学びたい理由が必ずあるわけで、でそれが本当にやりたいことなんですよね。だけど時間がないとか、または費用ががかかるとか、あるいは『こんなことやって本当にうまく行くの?』とかそういう不安もあるわけで、でもそれらを握りしめている間は本当にやりたいことには向かえないわけですよね。
本当にやりたいことに向かう人って、それらを手放して本当にやりたいことを掴む。
どっちかなんです。裏表なんですよ。
そっちを握っている間は本当にほしいものは握れないわけです。それを手放してほしいものを掴めばいい。それはそんなに難しいことではない。ただそうすればいいんですよね。
城田
インタビューもそろそろ終盤ですが、これまでお話されたことの他に何か付け加えたいことはありますか?
山下
僕にとっては、やっぱりコーチングを学習したっていうことは大きな体験なんですよね。
コーチングっていうのは・・・広義のコーチングと狭義のコーチング、というのがあるとすれば・・・、広義のコーチングを学習するということは、コーチングのスキルを身につけるだけではなくて、自分の人生と向き合うという、そういう機会になると思うんですよね。なんで自分は生きているのかとか、自分が本当にやりたいことは何だろうかとか、そういうことを考えるきっかけになった。僕の場合はそういうきっかけになったんですよ。
城田
私もそうでした。
山下
だから自分の人生観とか世界観とかが変わったんですよね。自分がこうなりたいっていう方向にすごく変わったんですよ。
自分がこんなふうに生きれたらいいな、こんなふうに話せたらいいな、ってそういうものをずっと望んでいたんですが、ずっとふたをしていたんですよ。それをコーチングを学習する過程の中で、全部解放したというのかな・・・僕の中では解放したっていう感じなんですけど。それまでは解放せずに鉄のよろいを着ていて・・・
城田
人生、勝ち負けだ!って?(笑)
山下
そう(笑)。
で鎧の中は空洞っていうのかな・・・、自分は空洞だ、自分にはあまり価値がないんじゃないかって勘違いをしていて、だから鎧を着て守っていたんですよね。見破られないように。
ところがコーチングを学習して、自分の内側の会話が、自分を責めたりするんじゃなくて『ここまで出来てるじゃん』『わりといけてるじゃん』っていう会話をすることで、『いいんじゃない?』『今のままでいいんじゃない?』っていうように思ったら、だんだん鎧を脱ぐことが出来て、本当の自分になってきた。
城田
自由になった?
山下
うん。自由になったって言う気がします。だから当時は生きるのが楽になったって思いましたね。もちろん今らくちんに生きているわけではないんですけど、もちろん生きていればいろんな事が起きるんですけれど、でもすごい生きるのが楽になったっていうのはあるなぁ。。。。
会社の中でも人生の選択でもすごく変わりました。昔は・・・誤解を恐れず言うとすれば、偉くなるのがひとつのステータスだったんですね。今は昇格よりもやりたいことがある、って言ってもいいくらい。。。
城田
優先順位の問題なんですよね
山下
昇格もね、もちろんひとつの、自分がやってきたことの結果であるけれど、でもそういうものにとらわれなくなったって言えばいいですかね。
本当にやりたいことを実現していくために、それは自分が会社にどうやって貢献していくかっていうことなんですけど、自分がどうなるっていうことよりも、自分のこのリソースを会社にどうやって提供して、会社のビジョン実現のために、何ができるだろう、って考えるようになりましたね。
城田
ふうん。。。キリンさん、幸せだね(笑)
山下
ははは(笑)ほんとですよね。
会社とか、会社を通して世の中に、どういう貢献ができるのかっていう、そういう発想になりましたよね。
城田
自分というシステムからひとつ上のシステムに行った感じですね。
山下
そうそう、そうですね。自分はシステムの一員であるという謙虚さも持てるようになりました。
前は俺がどう生きるか、だったんですよ(笑)。すごい小さいところで生きていたなって思う。
自分が貢献できるっていうことがわかった、あるいは貢献するっていう気持ちを解放できたってことかな。
今までは『貢献なんてとんでもない』って感じで『私は何にもできません』ってね、でもそう言う風に言っているほうが楽なんだってことが逆にわかったわけですよ。『貢献する』って決めた方が、自分の貢献度合をあげていく必要があるわけじゃないですか。学習もする必要もあるし、いろんなことをいろんな分野で学ぶ必要が出てくるし、あるいは自分を高めていくっていう生き方を選択する必要があるわけで、それって何もできないって言っている人よりもはるかに大変ですよね。何もできない人は何もしなくていいっていうのも変だけど、『できません』って言っていればやらなくていいところに自分はいるわけだから。でも『できます』って言ったらそれはできる必要があるわけですよ。でもそういう生き方を選択した方が豊かだなって思います。
城田
確かに自分が社会の中で役に立つ存在になる、というのは人生が豊かになりますね。
今日はいろいろとためになるお話をありがとうございました。
山下
こちらこそありがとうございました。